昨年より、秋田大学と「アオコを利用したバイオマス発電の検証」に関する
共同研究を進めて参りましたが、今般その成果を一般社団法人電気学会が主催する
「平成31年電気学会全国大会(2019年3月12日〜3月14日開催)」にて発表致します。
発表内容は以下となります。
アオコおよび活性汚泥を用いた微生物燃料電池(MFC)に関する研究
◎佐藤凌太・カビールムハムドゥル(秋田大学)・髙橋俊秀(SDバウエナジー)
“世界の無電化地域人口は約13億人で,慢性的な電力不足地域もあり,
また,停電リスクの高い地域や災害による停電への対応などが求められている.
これらの課題に対し,その地域に繁茂する廃棄植物を有用化して小規模に発電し,
夜間の簡易電力や携帯電話の緊急充電を可能にするための技術開発を目指す.
本研究では,廃棄植物に着目し,その電力資源化を試みた.具体的には,
アオコおよび活性汚泥の代謝反応時の電荷の授受を利用し,
微生物燃料電池(Microbial Fuel Cell,MFC)を検討した.
その結果,無負荷状態での電位生成に成功した.”
https://gakkai-web.net/iee/program/2019/data/html/general/general7.html#SG309-B1